愛着と自己肯定感の関係とは?

心理士パパがやさしく解説

「自己肯定感が低い気がする…」「愛着と関係あるの?」
子育てをしていると、愛着と自己肯定感の関係について不安になることがありますよね。

この記事では、心理士としての視点から
愛着と自己肯定感の関係をやさしく解説します。
日常でできる関わり方も具体的に紹介します。



愛着と自己肯定感の関係は?どちらが先?

・愛着が土台となって自己肯定感が育つ
・安心できる関係が「自分は大丈夫」を作る
・関わり次第で後からでも育て直せる

結論から言うと、愛着が自己肯定感の土台になります。
子どもは、安心できる人との関係を通して「自分は大丈夫」と感じられるようになります。

この感覚が積み重なることで、少しずつ
「自分は価値のある存在だ」という感覚=自己肯定感
が育っていきます。


なぜ愛着と自己肯定感はつながるの?心理学的な背景

① 安心感が「自分は大丈夫」を作る

子どもは、不安なときに寄り添ってもらえたり、
泣いたときに抱っこしてもらうことで、
「自分は守られている」と感じます。

この安心感は、心の中に蓄積されていき、
やがて「自分は大丈夫」という土台になります。

つまり、自己肯定感は突然生まれるものではなく、
安心の積み重ねから自然に育つものなのです。

② 関係性の中で自分の価値を知る

子どもは一人で自己肯定感を育てるわけではありません。
親との関係の中で、
「大丈夫だよ」「見てるよ」といった関わりを通して、
自分の存在を肯定できるようになります。

逆に、結果だけを評価されたり比較される経験が多いと、
「できる自分しか認められない」という感覚につながることもあります。

どんな自分でも受け入れてもらえる体験を通して、自分自身を価値のある存在として感じることができるようになります。これが、自己肯定感につながります。



自己肯定感を育てるうえでのよくある誤解

⚠ よくある思い込み
・たくさん褒めれば自己肯定感は上がる
・愛着は小さい頃だけで決まる

 

実は、ただ褒めるだけでは自己肯定感は安定しません。
大切なのは結果ではなく、
存在そのものを受け止める関わりです。

また、愛着は乳幼児期だけで決まるものではありません。0歳から3歳までが重要であることは、多くの研究で発信されていますが、それ以降に育たないわけではありません。

関わり方を変えることで、
何歳からでも育て直すことができます。


心理士パパのアドバイス|今日からできる関わり方

しんパパ
しんパパ
大丈夫。自己肯定感は「特別なこと」で育つわけじゃないよ。
安心できる関わりを少しずつ増やしていけば、ちゃんと育っていくからね。

日常で意識したい具体的な関わりは以下です。

  • 「できたね」より「やってみたね」と過程を認める
  • 不安や失敗を否定せず、まず気持ちを受け止める
  • うまくいかなくても関係は変わらないと伝える
  • やってはいけない対応:比較する・結果だけで評価する

こうした関わりが積み重なることで、
子どもは「ありのままの自分でいい」と感じられるようになります。


実は一番大切なのは「親の心の余裕」

🌿 親へのメッセージ
・あなたはもう十分がんばっている
・完璧じゃなくていい
・子どもは安心から育つ

 

子どもの自己肯定感を育てようとすると、
「ちゃんと関わらなきゃ」と力が入りすぎてしまうことがあります。

でも実は、いちばん影響が大きいのは
親自身が安心しているかどうかです。

親に少し余裕があるだけで、
子どもとの関係はぐっとあたたかくなります。

だからこそ、まずは親自身の心を大切にすることも、
とても重要な関わりのひとつです。


まとめ|愛着と自己肯定感の関係を理解しよう

  • 愛着が自己肯定感の土台になる
  • 自己肯定感は関係の中で育つ
  • 何歳からでも育て直すことができる

愛着と自己肯定感の関係を理解すると、
日々の関わり方がシンプルになります。

焦らなくて大丈夫。
安心の積み重ねが、子どもの心をゆっくり育てていきます。


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