子育てをしていると、こんなことを考えたことがありませんか?
・一生懸命にやっているのに誰からも褒められない。
・怒りたくないのに怒ってしまう。
・ほかの親ならもっと子どもを伸ばせるのではないか?
・子どもたちとうまく遊べない。
・子どもを幸せにできるのか不安。 などなど
今回は、そんなあなたに伝えたいことを書きます。
自信のなさ = 謙虚 + やさしさ
今のままで大丈夫。自信のなさも大切。
はじめに、先進8か国の中で「子育てに自信がない」と回答した数が一番多いのは日本人なのです。
多くの方が自信を持てずにいるのです。あなたは一人じゃありません。
そんな私も自分の子育てを大丈夫かなぁ?と思いながら日々過ごしています。
しかし、ここで疑問が一つ
日本人は本当に子育てが下手なのだろうか???
結論:私はそうは思いません。
子育ての自信のなさと、実際の子育て能力は関係がありません。
自信のない原因は他にあります。
日本人の自信のなさは、良くも悪くも『謙虚さ』からきています。
そんなことはない!
と言われそうですが、
日本人の謙虚さは世界的にも有名です。
日本人は、自分の手柄も周囲の人のおかげだと考えます。
スポーツ選手がインタビューを受けたときに、まず自分をサポートしてくれる人に感謝を述べている場面を見たことがあるでしょう。
『これは私が頑張ったから獲得できたものだ!!」
と主張するのが苦手です。
これは子育てにも同じことが言えます。
子育てでもたくさん努力をして結果がでているにもかかわらず、うまくいったことは周りや子ども自身のおかげ、失敗したことは自分のせいにしてしまうのです。
・子どもが元気に過ごしている。
・子どもが笑顔で笑っている。
これがあなたの子育ての努力の結果です。
子どもの何気ない日常は、当たり前のようで、当たり前ではありません。
あなたの子育てあってこそのものなのです。
もう一度言います、
自信のなさは、悪い事ではありません。
なぜなら謙虚さから来ているからです。
しかし、その結果、自分を苦しめている人が多いのも事実です。
私は、これはとても残念なことだと思います。
頑張っている人は、認められるべきです。
子育てに当たり前はありません。
すべてが、子どもを育てる、お母さん、お父さん、お爺ちゃん、おばあちゃん、里親さんなどの努力のたまものです。
そして、子どもは宝物です。
育ててくれる人も同様に宝物のはずです。
もっと、社会から認められるべきです。
また、
子育ての自信のなさと、実際の子育て能力は関係がありません。
むしろ、謙虚であることは、学ぶ意欲や向上心につながります。
自分の子育てに自信がないからこそ、よりよい子育てをするためにいろいろな知識を得ようと努力します。
その結果、知識や技術が向上します。
そもそも、その自信のなさは根本には何があるでしょう?
『子どもに幸せになってほしい』という願いではないでしょうか?
子どもに幸せになってほしいからこそ、自分の子育てに不安になったり、自信がなくなったりします。
もう一度言います。
その自信のなさは、子どもの幸せを願う優しい気持ちからきています。
あなたは子どもの幸せを願うとてもやさしい人なのです。
もっと自信をもってと言われても、自信を持てないのは悪い事ではありません。
謙虚に子どもに向き合おうとしているから、なかなか自信が持てないだけです。
今のままで大丈夫です、自信がないのには理由があります。
今まで通り、謙虚に子育てに向き合っていきましょう。
それでは、皆様の子育てが少しでも楽しくなりますように。
バイバイ(^^)/⁻⁻