仙人何かいい方法を教えてよぉ。
ここで目指すのは、今までイライラしていたことを気にせず過ごすことができるようになることじゃ。では、イライラしないための心構えを3つ教えよう。
1.子どもも一人の人間
2.自分の時間を意識する
3.思い込みは重いゴミ
1.子どもも1人の人間
当たり前のことですが、子どもも人格を持った1人の人間です。
やりたいこともあれば、やりたくないことも当然あります。
親心として、やってあげたいこと、やらせたいことなど色々あると思います。
しかし、私たちが無理やり何かをさせられるのが嫌な事と同じように、子どもにも自我があることを忘れないようにしましょう。
子どもも1人の人間と考えると、親の言うことを聞かないこともあるでしょう。
いつかは、1人の大人として巣立っていくのです。
親が全ての責任を負わなければいけない意識が余計なプレッシャーになり、いうことを聞かない子どもへのイライラになります。
子どもと密に一緒に過ごせる時間は人生のほんの一部です。
おおよそ、小学校の低学年を過ぎると親と過ごす時間よりも学校の友人と過ごす時間の方が長くなります。
それに伴い、友人や社会からの影響を受けていき、子どもの自我も成長します。
自分で考え動けるようになることが、親から見るとわがままに見えたり、生意気に見えることもあるでしょう。
ただし、これは正常な発達の過程なのです。
子どもと密に過ごせるのは、約10年と思えば私たちにできることは限られています。
私たち自身もその時間を楽しむ意識を持ちましょう。
2.自分の時間を意識する
イライラの原因の一つは、自分のストレスを発散する時間のなさからきます。
ストレスは発散しないと蓄積していきます。
コップに水が溜まっていくのをイメージしてください。
水をどこかに出さないと、いつかは溢れてしまいます。
溜まった水の出し方は人それぞれです。
友人とご飯の約束があれば、多少イライラさせられることがあっても乗り切れます。
逆に発散できる場がないことで、息が詰まるような感覚になり、些細なことでもイライラの水は溜まっていきます。
しかし、「周囲の協力なしに自分の時間なんて!!」
という声も聞きますし、実際にその気持ちも痛いほどわかります。
まずは、起きている時間に何をしているかを再確認してみましょう。
「子育て」
「仕事」
「ご飯作り」
いろいろやらなければいけないことはあります。
しかし、子育ては、365日24時間と言われていますが、1分1秒も時間がないなんてことはほとんどありません。
自分の時間確保の敵は、携帯電話、SNS、動画(特にショート動画)です。
ブログで情報発信していて心苦しいですが、もう一度言います!
自分の時間確保の敵は携帯電話です!
特にSNSやショート動画を私は『時間泥棒』と自分への戒めとして呼んでいます。
もちろん、それがストレス発散になっている方は続けてもらえばいいと思います。
ですが、多くの人は気づいた時には時間だけが過ぎていて、何も内容を覚えていないことの方が多いと思います。わたしもです((+_+))
これでは、ストレス発散にはなりません。
時間だけが過ぎた後に残るのは、その後の時間に追われて焦ってイライラする日々ではないでしょうか?
自分で何をするか選択できる時間は誰にでもあります。
大切なのは、時間の使い方を自分で意識的に選択することです。
少しの時間にお茶を飲んだり、甘いものを食べたり、ストレッチをしたり、映画を見たり、どんなことでも構いません。
自分の大切な時間を意識しながら使ってみましょう。
必ず、自分の大切な時間を見つけられるはずです。
その時間が自分のイライラをコントロールする上でとても大切な時間なのです。
3.思い込みは重いゴミ
3つめは、『思い込み』です。
『ステレオタイプ』と言われたりもします。
これがやっかいなのは、この『思い込み』は子どもの幸せを願うところからきている点です。
自分に問いかけてみてください。
〜しなければいけない。
〜で当たり前。
〜するべき。(~であるべき。)
などの考えが自分の中にありませんか?
この考えは、誰もが持っているものです。
しかし、子育てでこの考えにとらわれてしまうと、それが大きなイライラの原因になります。
世の中に絶対がない事は周知の通りです。
一方で世の中の情報は、あたかもそれが真実のように感じてしまうことも少なくありません。
世の中に全く同じ人間もいなければ、同じ環境(友人、親族、貯金等)の人もいません。
全ての子どもが幸せになる方法は誰にもわかりません。
子どもに対する心配事はたいてい大人になると解消されています。
多くの大人は、
お漏らしもしなくなるし、
ご飯も食べるようになるし、
ひらがなもカタカナも読めるようになります。
子どものことになると、親は盲目になりがちです。
※ 自分のために盲目になるほど考えてくれる大人が身近にいてくれることで、子どもは安心感をもって成長できるのも事実です。
深呼吸をして、周りの大人を見てください。
自分の子どもへの『思い込み』は、『できれば〜できた方がいいかな』くらいになるでしょう。
そう思えるようになると、少し肩の荷が降りてイライラもしなくなると思います。
以上が子育てでイライラしない3つの心構えです。
私の発信する情報も、皆様にとって有益なものだけ取り入れてくださいね。
皆様に重いゴミを持たせるのは、私のやりたいことではありません。
色々な考え方や知識を増やすことで、皆様の肩荷が少しでも軽くなるお手伝いがしたいのです。
その先に子どもの幸せな未来があると信じています。
そんな未来を皆様と一緒に築いていきたいと思っています。
それでは、またお会いしましょう。バイバイ(^^)/